サイズの進化と種類


本来の目的である電話・メールなどの連絡機能に加えて、調べ物やデータ管理、ショッピングなど、日常生活で使用される場面の多いスマートフォンは、持ち運び安さを向上させるためにもさまざまな進化を遂げてきました。例えばサイズは、液晶画面はタッチで操作しやすく直感で見やすいよう、液晶画面が大きくなる傾向が見られます。実際に初代iPhone端末やandroid端末を最新端末と比べると、かなり画面が大きくなっているのがわかります。ですがこれに対し、操作性と持ち運び安さを考慮した結果、薄さはかなり減っています。薄くて画面の大きなスマートフォン端末、というのが近年の主流です。

またボタンの位置やイヤホンジャック・充電端子の位置などにも変化が見られます。初代に近い年代の端末では、電源ボタンは端末上部に存在していることも多く見られました。しかし近年ではスマートフォンを片手で操作しやすいよう、画面に向かって右側に電源ボタンが設置されることが主流となっています。またスマートフォンのサイズや外観に合わせて、手帳型やシリコン型など、スマートフォンカバーにも進化が見られています。新機種の発売時には、画面の大きいタイプと小柄なタイプの2種類が用意されることも増えてきました。